NPO法人 森のわんぱく冒険塾について

 当団体は平成28年7月14日に特定非営利活動促進法第12条第1項の既定により認証を受け、設立いたしました。

代表あいさつ

 当団体では、四季折々の自然の中で活動を提供し、子供たちが自ら考え五感を使って学ぶことを通して、子供たちをたくましく育てたいと考えています。心身の健全な発達のためには、10歳までに集団の中で身体を使った多様な体験をさせることが不可欠であると言われます。遊びのほとんどが室内やテレビゲームという状況では、子供はきちんと育ちません。

 43年間の教員経験を活かし、「すべての子供たちをわんぱくでたくましく育てていく」―これが本塾のメインテーマです。様々な表情を見せる空と海、澄んだ流れや豊かな森に囲まれて、思い切り自然体験をさせましょう。主な活動場所は、兵庫県では映画「ノルウェイの森」で注目を浴びた峰山高原、森林セラピー宍粟市の千種高原、佐用町奥海の渓流、清流で知られる揖保川と千種川です。このほかにも、岡山県の星降る町東粟倉村、山陰ジオパーク海岸などを予定しています。

 自主性と協調性、変動の時代を生き抜く体力、折れない心や諦めない精神力、発見に心躍らせる素直な感性、人を惹きつける豊かな人間性―これらは、集団での外遊びでこそ養われます。今子供たちに必要なのは、この先何十年もの経験を容れる、人間としてのしっかりとした器を作ることです。当団体の活動方針にご賛同いただければ、この上ない喜びです。

理事長  福永順二郎